こんにちは。弁護士の坪内友哉です。
このページでは、遺言書を作成することで、将来のトラブルを防ぐ、あるいは最小限にすることができたという事例を紹介しています。
遺言書の作成を考えたことがある方で、「自分のケースは複雑すぎて遺言書では解決できないのではないか」「遺言書があるせいでかえって家族のトラブルを増やしてしまうのではないか」と不安や迷いを抱えている方は決して少なくありません。
私にご相談いただく方々は、家族構成も、財産の種類も、抱える悩みの深さも、皆さん違います。
だからこそ、「自分と似たケースでは実際にどのような遺言が作られているのか」「希望や不安に、専門家がどう向き合ったのか」を、まずは実例で確かめたい――そう考える方が多くいらっしゃいます。
そして実際にご相談を終えた方々からは共通して、「あの時、専門家に相談して本当に良かった」という言葉をいただいています。
それでは事例を見ていきましょう。
ご依頼前の葛藤と状況
お客様は、70代女性。財産は自宅(評価額2,800万円)と預貯金(1,800万円)。 数年前に夫が亡くなった際の相続で、お客様が自宅を、長男と次男が残りを2分の1ずつを、それぞれもらうことで「平等」な相続になると思っていました。しかし夫は亡くなる前、長男に対して持ち家の購入資金数千万円を援助していたことが発覚します。お客様は、「このまま自分が亡くなると長男と次男が2分の1ずつを相続するが、親の財産を受け取った額で言えば長男の方が圧倒的に多くなり兄弟間が不公平になってしまう。なんとか自分の財産を使ってこの不公平を取り戻せないか」と思案していました。
弁護士との相談と解決のポイント
弁護士は、次男に全ての財産を相続させるという遺言書を書くことをお客様にアドバイスしました。お客様は、「それでは長男から次男へ、遺留分の請求が発生してしまうのではないか」と危惧します。弁護士はそこをカバーするために法的な手段ではなく、家族関係に訴える方法を提案しました。
「付言事項」という、遺言書に書かれているが法的な意味を持たない文章にお客様の思いを綴っていただいたのです。お客様は、「お父さんの相続の時に、兄弟が公平になるようにという話をしたのを覚えていますか。長男はお父さんから援助を受けていたのだから、私の財産を次男に渡すことで、公平に戻すことができると思っています」という付言事項で、実態と心情をありのまま遺言書に書きました。
期間と費用
遺言書完成までの期間は3ヶ月。費用は約38万円(公証人手数料約5万円+弁護士費用約33万円)。追加費用なし。
お客様のご感想
「肩の荷が下りたように、心穏やかな毎日を過ごせています。今思えば、「兄弟間の平等」と「長男の納得」を財産の分け方で行うことにこだわりすぎていたように思います。「次男に全て渡す」という機械的な文書がただ書いてあるだけでは、長男は納得しないかもしれません。ただ、私自身の言葉で息子2人に向けて書いたメッセージであれば、きっと届くと思っています。想像以上にスムーズだったため、費用対効果は非常に高かったと感じています。」
様々なケースをご覧いただきましたが、共通するのは 「弁護士に相談して良かった」という声です。
遺言書の作成は、確かに重要な決断です。 しかし、多くの方が感じている不安は、 専門家に相談することで、驚くほど早く解消されることがあります。
お客様ごとに家族構成も財産も事情もバラバラですが、共通しているのは “一人で抱え込むよりも、早く相談した方が良かった” という声です。
あなたの状況の複雑さにかかわらず、最も希望に近い解決策を私ならご提案できます。
まずは、一歩を踏み出してみませんか?
